渋谷区恵比寿の歯医者・矯正歯科「ココロデンタル恵比寿」です。
オーラルフレイルについて知ることは、口腔内の健康を保つために非常に重要です。
オーラルフレイルとは、口腔機能の低下が全身の健康に影響を及ぼす状態を指し、特に高齢者に多く見られます。
今回は、オーラルフレイルの進行や自覚症状、予防方法について詳しくご紹介します。

 

オーラルフレイルとは？

オーラルフレイルは、口腔機能が衰えることで全身の老化を促進する状態を指します。
口腔内の筋力低下や認知機能の低下が進むと、要介護になるリスクが高まり、健康寿命が短くなります。
特に、むし歯や歯周病などで歯を失うことが、口腔機能の低下を引き起こしやすくなります。
オーラルフレイルは、早期に発見して適切に対処することで予防が可能です。

 

オーラルフレイルの進行

オーラルフレイルは徐々に進行していきます。 最初はむし歯や歯周病による歯の痛みや抜け落ちから始まります。
次に、噛む力や舌の筋力が衰え、食事や会話に支障をきたすようになります。
この段階では、食欲が低下し、栄養不足になることが多いです。
その後、さらに口腔機能が低下すると、食べ物をうまく噛めなくなり、嚥下（飲み込むこと）にも問題が生じます。
最終的には、要介護状態に陥るリスクが高まります。

 

オーラルフレイルの自覚症状

オーラルフレイルの初期段階では、以下のような自覚症状が現れます。
もしこれらの症状が見られた場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

・むせやすくなる
・口が乾燥する
・噛むと痛みを感じる
・奥歯でしっかりと噛めない
・滑舌が悪くなる
・食べこぼしが増える

 

オーラルフレイルの予防方法

オーラルフレイルを予防するためには、日常的な口腔ケアが欠かせません。
歯磨きやうがいを徹底し、口内を常に清潔に保ちましょう。
また、定期的に歯科検診を受けることも重要です。
むし歯や歯周病の早期発見・治療が、口腔機能の低下を防ぎます。
さらに、口の体操や咀嚼力を鍛えるための運動も効果的です。

 

適切な口腔ケアの実践

オーラルフレイルを防ぐためには、正しい口腔ケアが不可欠です。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、隅々まで清潔に保ちましょう。
また、バランスの取れた食事を心がけ、特にカルシウムやビタミンを多く含む食品を摂取することが大切です。
定期的な歯科検診と併せて、これらのケアを続けることで、オーラルフレイルを予防し、健康な口腔環境を維持しましょう。

 

オーラルフレイルの予防と対策について理解を深め、口腔内の健康を守ることで、全身の健康も保つことができます。
定期的な歯科検診と日常的なケアを欠かさず行い、健康寿命を延ばしましょう。

 

少しでもお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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