《オーラルフレイルとは？》
渋谷区恵比寿の歯医者・歯科、ココロデンタル恵比寿です。
本日はオーラルフレイルについてお話しします。

 

『オーラルフレイルとは？』
英語でオーラルは”口腔”、フレイルは”虚弱”という意味で、”オーラルフレイル”とは口腔機能の衰えが全身の老化につながるという考え方です。
虚弱とは病気や加齢によって、筋力の維持や認知機能などの日常生活機能が低下している状態であり、その結果、要介護になる確率が高く、健康に年を重ねる人の割合が低くなります。
また、口の中の機能がやや低下する「オーラルフレイル」は、フレイルになる前の段階で起こる可能性があることが分かってきています。
つまり、健康寿命を延ばすためには、オーラルフレイルが出ていないかチェックすることが重要です。

 

『オーラルフレイルはどのように進行していくの？』
オーラルフレイルはい段階を踏んで徐々に進行していきます。
最初に口腔機能が低下して、むし歯や歯周病などになり、歯が抜けたり痛みなどの症状が出てきます。
その後、口腔機能が低下し、食事や会話に不具合が出るようになり、日常の活動範囲が狭くなったり、食欲が低下したりします。
噛む力や舌の筋力が衰えると、食べる量も少なくなり、栄養が十分に取れていない状態になり、会話も減ってしまい社会的に孤立する可能性があります。
さらに機能が低下すると、咀嚼や嚥下に障害が起こり、要介護の状態になってしまうこともあります。

 

『どのような自覚症状があると危険？』
・むせやすい
・口が乾燥する
・噛むと痛みを感じたり、不快感がある
・奥歯でしっかりと噛めない
・滑舌が悪くなっている
・食べこぼしがある

 

少しでも違和感や、変化に気付いたら歯科医に相談するのがおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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