ブログ blog

激痛!?根管治療のよくある質問について

《激痛!?根管治療のよくある質問について》
 
渋谷区恵比寿の歯医者・歯科、ココロデンタル恵比寿です。
今回は根管治療についてお話します。
 
『根管治療とは?』
歯の根っこの中に入っている神経が入っているところを根管といいます。
根管の中の神経を治療することを根管治療といいます。
根管治療の治療期間は一度で終わることは稀で、長い場合数カ月かかる場合がありますし、早い場合2~3回の治療で終わることもあり、根っこの先の病気の有無や症状の有無によって治療期間は異なります。
 
『根管治療はなぜ一度で終わらないのか?』
根管治療は神経の中を治療するもので一度で症状が消えず、結果が出るのに時間がかかります。
根管の神経の部屋を掃除するのですが、症状の原因が根管の中ではなく根っこの先に膿ができている原因の場合、根っこの先の病気の症状が消えるには時間がかかるので一度の治療で終わることが難しいです。
しかし感染が起きていない神経を治療する場合は一度の治療で終わることもあります。
 
『根管治療の成功率は?』
根っこの中にある目に見えない細菌を除去する治療なので成功率100%の治療とはなりません。
治療したが再発してしまうこともあり得る治療です。
感染が起きていない神経の治療に関しては成功率が非常に高くなりますが、根っこの先に膿を作ってしまっているような状態だと成功率が下がってしまいます。
 
『根管治療には何種類治療法がある?』
根管治療にはいくつか種類があり、神経が生きている状態のものを治療することを抜髄といいこれは神経を取る根管治療のひとつです。
もう一つは感染根管治療といい、すでに虫歯菌等の細菌が神経の中に入ってしまっている、もしくは一度神経の治療が行われていて再度神経の治療を行うことをいいます。
どんなに高精度に根管治療を受けたとしても、詰め物や被せ物の適合が悪いと、その隙間から菌が侵入し、根管内全体で繁殖してしまいます。
 
『根管治療の治療中・治療後の痛みは?』
神経が残っている状態で根管治療を行う場合、基本的には神経は痛みがあるところなので麻酔をすれば痛みはありませんが、麻酔がないと強い痛みがでます。
術後も神経を取る治療をすると痛みが出る場合もありますし、全く症状がないこともあり、これは治療の差異ではなく患者様の個人差によって症状の有無が異なります。
感染根管治療の場合、すでに神経が無くなっている治療なので基本的には麻酔をしなくても痛みが出ないことがほとんどです。
しかし、治療の影響や中に入れている薬の影響で治療後に症状が出ることも個人差によってあります。
 
『根管治療後の注意点は?』
注意することはそれほど多くはありませんが、治療後痛みが出ることがあるのでその際はすぐに連絡してください。
治療した歯はできるだけ刺激を与えないほうがいいので硬いものを噛む等の酷使することは避けていただければ基本的には普段通りの生活をしていただいて大丈夫です。
 
『完治したかどうかの確認方法は?』
患者様ご自身で感じることとしては、その歯に痛みやしみたり等の違和感があれば完治していないサインなのでそういったところに注意するとよいと思います。
歯科医側としては根っこの治療をしたと気に神経の中から出血がないか膿がでていないかをチェックしながらその歯が治っていっているのかまだ症状があるのか判断しながら治療していきます。
 
『根管治療のセカンドオピニオンが多い理由は?』
根管治療自体が人それぞれ根っこの病気の大きさや症状が異なることによって治療の成果が出ないことがあります。
歯科医院に通っているが症状が改善しないというようなことが普通に起きる治療なので、治療の成果が出なくて他の歯科医院のセカンドオピニオンを受ける方が多い治療です。
特に患者様自身も毎回治療に行くが中々症状が改善せず、見た目的にも治っているか分かりずらい治療なので、そういったところで不安になる患者様が一定数出てくるのが根管治療です。
クリニックによっては設備にも違いが出てくるので、成功率を上げるために例えば当院であればマイクロスコープを使用して治療したり等、より治療の精度を高めるための器具もあるのでそういったものを使ってくれるドクターなのかも見極めながら、セカンドオピニオンを求めたりドクターに状態を聞いてみるとしっかり治療できることに繋がります。
 
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
 

恵比寿駅徒歩1分の歯医者

ココロデンタル

住所:東京都渋谷区恵比寿西1丁目9−7 グランベル恵比寿WEST 10F

TEL:03-5428-4618

恵比寿の歯医者・歯科|ココロデンタル恵比寿