【2025年最新】マウスピース矯正おすすめ7選|人気を徹底比較
マウスピース矯正とは?目立たない矯正治療の基本
マウスピース矯正は、透明な装置で歯並びを整える矯正方法です。従来のワイヤー矯正と異なり、取り外しができて目立ちにくいのが最大の特徴です。
近年では、見た目を気にする大人の方を中心に人気が高まっています。特に2025年は、さまざまなブランドやタイプが登場し、選択肢が広がっています。
マウスピース矯正は2006年に日本で導入されてから約20年が経過し、技術やシステムも大きく進化しました。現在では多くの歯科医院で取り扱われるようになり、患者さんにとって身近な矯正方法となっています。

マウスピース矯正の種類と特徴を徹底解説
マウスピース矯正には大きく分けて「全体矯正」と「部分矯正」の2種類があります。この違いを理解することが、適切な矯正方法を選ぶ第一歩です。
全体矯正は奥歯から前歯まですべての歯を動かし、咬み合わせや歯並び全体のバランスを整えます。一方、部分矯正は前歯など見える部分のみを動かす方法です。
全体矯正と部分矯正の主な違いは以下の通りです。
- 費用:全体矯正はやや高め、部分矯正はやや低め
- 咬み合わせ等の機能面:全体矯正は考慮しやすい、部分矯正は考慮しにくい
- 歯並び全体のバランス:全体矯正は考慮しやすい、部分矯正は考慮しにくい
- Eライン:全体矯正は目指せる、部分矯正は目指しにくい
- 対応範囲:全体矯正は広い、部分矯正はやや狭い
どちらが良いかは一概に言えず、あなたの歯並びの状態や目指したい結果によって変わります。
費用面だけで選んでしまうと、後悔する可能性もあるので注意が必要です。
2025年最新!人気のマウスピース矯正ブランド7選
2025年現在、日本で人気のマウスピース矯正ブランドを10社厳選してご紹介します。それぞれの特徴や料金、治療期間などを詳しく解説していきます。
1. インビザライン
マウスピース矯正の先駆けとなったブランドです。100カ国以上で提供され、1,100万人以上が治療を受けた実績があります。3Dシミュレーション技術を用いた治療計画作成が特徴で、2〜3ヵ月に1回の通院で治療の進捗状況を確認します。
費用は80万〜100万円と高めですが、難症例にも対応できる信頼性の高さが魅力です。日本でも2006年から導入されており、多くの実績があります。
2. シュアスマイル矯正
シュアスマイルは、アメリカ発のマウスピース矯正ブランドで、3Dシミュレーション技術とAI解析を組み合わせた治療計画作成が特徴です。歯の動きを精密にコントロールできるため、効率的かつ予測性の高い矯正が可能とされています。
日本でも導入が進んでおり、軽度から中度の症例を中心に幅広く対応可能です。治療期間は症例によりますが、通院は2〜3ヵ月に1回程度で、オンライン相談や経過確認にも対応しています。
費用はおおよそ40万〜80万円で、従来の矯正と比べて比較的リーズナブルに全体矯正ができる点も魅力です。高精度なシミュレーションによる安心感と、効率的な治療が特徴となっています。
3. hanaravi(ハナラビ)
hanaraviは日本発のマウスピース矯正ブランドで、「みんなが、歯科矯正を受けられる世界を」をコンセプトに展開しています。通院回数が比較的少なく、LINEを使ったオンラインサポートが充実している点が特徴です。
2週間ごとに経過をチェックでき、忙しい方でも安心して治療を進められます。軽度から中度以上の症例に対応し、3つのプランを提供しています。
料金はBasicプラン(軽度の歯並び)が30万円(税別)、Mediumプラン(軽~中程度の歯並び)が45万円(税別)、Proプラン(中度以上の歯並び)が60万円(税別)となっています。
4. Oh my teeth(オーマイティース)
Oh my teethは通院回数を最小限に抑えたマウスピース矯正サービスです。矯正開始までの来院は最低1回で済み、その後はLINEで24時間サポートを受けられます。
治療前のシミュレーションも確認できるため、イメージがつかみやすいのが特徴です。軽度から中度の歯並びの乱れに対応しています。
5. キレイライン矯正
キレイライン矯正は部分矯正に特化したマウスピース矯正です。価格がリーズナブルで、治療期間は最短2.5ヵ月と短いのが特徴です。
1回あたり44,000円の都度払いまたはコース制を選べるため、費用面での負担が少なく始められます。12万人以上の症例があり、2024年4月に大幅リニューアルされ、さらに低価格&短期間で治療できるようになりました。
6. DPEARL(ディパール)
DPEARLは費用が30.8万〜69.3万円の4つのプランを提供しています。通院頻度は原則月に1回で、国内27エリアのクリニックと提携しています。
最短2ヶ月という短期間で矯正を行える点や、高品質で付け心地も滑らかな透明なマウスピースが特徴です。3DプリンターやCADの活用により、価格が従来の1/2に抑えられています。
7. Zenyum(ゼニュム)
Zenyumは2つのプランで軽度〜重度の歯並びの乱れに対応しています。アプリによる経過観察で通院回数を減らせるのが特徴です。
海外発のブランドですが、日本でも徐々に認知度が高まっています。
マウスピース矯正の選び方ポイント5つ
マウスピース矯正を選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックすることをおすすめします。
1. 矯正歯科専門医または認定医が在籍しているか
マウスピース矯正は、専門的な知識と技術が必要です。日本矯正歯科学会の専門医や認定医が在籍しているクリニックを選ぶと安心です。
専門医がいることで、複雑な症例にも対応できる可能性が高まります。また、治療計画も的確に立てられるため、効率的な治療が期待できます。
2. マウスピース矯正の症例実績が豊富か
症例実績が豊富なクリニックは、さまざまなケースに対応してきた経験があります。特にあなたの歯並びに似た症例の実績があると、より安心して治療を任せられます。
実績数だけでなく、症例写真やビフォーアフターの画像を確認できるとなお良いでしょう。
3. 治療内容や費用の説明が明確であるか
治療内容や費用について、明確で分かりやすい説明があるかどうかは重要なポイントです。追加費用の有無や保証内容なども事前に確認しておきましょう。
特に気をつけたいのは、「追加料金」です。検査料、調整料、保定装置代などが別途かかる場合もあるので、総額でいくらかかるのか確認することが大切です。

4. 通院のしやすさと診療時間がライフスタイルに合っているか
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて通院頻度は少ないものの、定期的な通院は必要です。クリニックの立地や診療時間が自分のライフスタイルに合っているかを確認しましょう。
例えば、仕事が忙しい方は夜間診療や土日診療があるクリニックが便利です。また、オンラインでのサポートがあるかどうかも確認するとよいでしょう。
5. 緊急時の対応やサポート体制が整っているか
マウスピースが破損した場合や、痛みが出た場合など、緊急時の対応体制が整っているかも重要なポイントです。
LINEやメールでの相談が可能か、急な来院にも対応してくれるかなど、サポート体制についても事前に確認しておくと安心です。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
マウスピース矯正には、従来のワイヤー矯正と比較していくつかのメリット・デメリットがあります。自分に合った矯正方法を選ぶためにも、これらを理解しておきましょう。
マウスピース矯正のメリット
- 目立ちにくい:透明なマウスピースなので、装着していても目立ちません
- 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生的です
- 痛みが比較的少ない:ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないケースが多いです
- 金属アレルギーの心配がない:プラスチック製なので、金属アレルギーの方も安心です
- 通院頻度が少ない:1〜3ヶ月に1回程度の通院で済むことが多いです
マウスピース矯正のデメリット
- 自己管理が必要:1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が求められます
- 複雑な症例には不向き:重度の歯列不正には対応できないケースもあります
- 費用が高め:ワイヤー矯正と比較して費用が高くなる傾向があります
- 紛失のリスク:取り外し可能なため、紛失するリスクがあります
- 話しづらさを感じる場合も:慣れるまで少し話しづらさを感じる方もいます
これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、自分のライフスタイルや歯並びの状態に合った矯正方法を選ぶことが大切です。
マウスピース矯正の治療の流れ
マウスピース矯正の一般的な治療の流れは以下の通りです。クリニックによって多少の違いはありますが、基本的な流れを理解しておくと安心です。
1. 初診・カウンセリング
まずは初診でカウンセリングを受けます。歯並びの状態や希望を伝え、マウスピース矯正が適しているかどうかの診断を受けます。
この段階で、治療期間や費用についての説明も受けられます。疑問点や不安なことは、この段階でしっかり質問しておきましょう。
2. 精密検査・診断
マウスピース矯正に進む場合は、レントゲン撮影や口腔内スキャン、歯型取りなどの精密検査を行います。
これらのデータをもとに、医師が詳細な治療計画を立てます。3Dシミュレーションで治療後のイメージを確認できるクリニックもあります。
3. マウスピース作製・治療開始
治療計画に基づいて、オーダーメイドのマウスピースが作製されます。マウスピースが完成したら、装着方法や注意点などの説明を受けて治療がスタートします。
1日20時間以上の装着が基本で、食事と歯磨き以外は常に装着することが推奨されています。
4. 定期的な通院・マウスピース交換
1〜3ヶ月に1回程度の通院で、治療の進捗確認と新しいマウスピースへの交換を行います。通院頻度はクリニックや症例によって異なります。
マウスピースは通常2週間程度で交換し、少しずつ歯を移動させていきます。
5. 治療完了・保定
予定していた歯の移動が完了したら、治療は終了です。その後は「保定」と呼ばれる期間があり、歯が元の位置に戻らないようにリテーナーを装着します。
保定期間は個人差がありますが、数年間にわたることもあります。リテーナーの装着を怠ると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまう可能性があるので注意が必要です。
まとめ:自分に合ったマウスピース矯正を選ぼう
マウスピース矯正は、目立ちにくく取り外しができるという特徴から、多くの方に選ばれている矯正方法です。2025年現在、さまざまなブランドやタイプが登場し、選択肢が広がっています。
自分に合ったマウスピース矯正を選ぶためには、歯並びの状態や希望する結果、予算、ライフスタイルなどを総合的に考慮することが大切です。
また、信頼できる歯科医師のもとで治療を受けることも重要です。専門医や認定医が在籍しているクリニック、症例実績が豊富なクリニックを選ぶと安心です。
マウスピース矯正は自己管理が必要な治療法ですが、正しく装着すれば効果的に歯並びを改善できます。この記事を参考に、ぜひ自分に合ったマウスピース矯正を見つけてください。
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詳しい情報や無料カウンセリングのご予約は、ココロデンタル恵比寿までお気軽にお問い合わせください。

著者情報
ココロデンタル 院長 小林 弘樹 Hiroki Kobayashi
経歴
2010年 日本大学歯学部卒業
2010年 日本大学歯学部附属歯科病院勤務
2011年 大崎シティデンタルクリニック勤務
2015年 麻布シティデンタルクリニック勤務
2017年 ココロデンタル恵比寿
2021年 ココロデンタル西麻布
